大雑把に言えば、義太夫は人形浄瑠璃などでストーリーを語るものですから、語りがメインで唄がサブといったところです。長唄は唄が主で、メロディがはっきりしていますから、初心者でもスムーズに入りやすいのではないかと思います。
−−長唄って、どんなものなんですか? 歌舞伎の中で舞台から音楽が流れてくるでしょう? あれはだいたい長唄です。さきほどちょうど「勧進帳」の出囃子を練習していました。長唄とは何かといっても、地唄や浄瑠璃の要素を取り込んで発展してきたものですから、ひとことで定義するのは難しいんですよ。
長唄は一番(一曲)が平均で12〜3分ですが、短いものなら5〜6分、長いものは30分を越すものまであります。覚えるのは大変ですよ(笑)。