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お客さんの中には、本職のシェフの方などもいらっしゃるんですよ!! しばらく知らなくて、何度目かに伺ったときに打ち明けられて。いやぁ〜〜、びっくりしました。「なんで言ってくれなかったんですか??!!」とお聞きしたら、「言ったら嫌がるだろうと思って」だって(笑)。
そういうプロの方には、「学校に行ってなくてよかったね」と言っていただきました。固定観念がないぶん、料理法や盛り付け方が、独特なんだそうです。
失敗もいろいろとあって、お客さんのお宅のまん前で、持ってきたお皿を全部割ってしまったときは、さすがに泣きたくなりましたね。行きは1時間で行けたのに、帰るのに3時間もかかったり…。いまはもう、とにかく時間には余裕を見ていますね。
●運ぶのは料理だけじゃない。
なにより楽しいのは、食べてくださる方ともっと深く関われることなんです。台所をお借りするわけですから、ご家庭の様子もわかりますよね。それに、レストランの厨房よりもずっとリアルにお客さんのリアクションが伝わってくるんです。これが楽しいんですよ。ケータリングを頼むときって、だいたい大勢の人が集まったときでしょう? 大勢でわいわい、楽しくやるのが好きなんです。
人ってね、案外自分の食べたものを覚えていないみたいなんですよ。何度も頼んでくださっているお客さんも、「このあいだはなにを食べたっけ??」って(笑)。やっぱりお酒が入って、わいわいやっていると、料理の細部ではなくて、全体の雰囲気を記憶するものなのかもしれませんね。だからこそ、ときにはキッチンを出て、皆さんの会話に加わったり、場を盛り上げたり…と、料理を中心に、ほんとうに楽しめる空間を作り出す−−それがこの仕事の醍醐味です。
−−さて。この逸見さんのケータリングはかなりお値段が安い。商売っ気のない逸見さんを見かねて、勝手にお客さんがパンフレットをつくってくれたり、新規のお客さんを開拓してくれたり、とまわりのヒトがつい何かしたくなるというのが逸見さんの魅力。おいしいお料理だけでなく、心から笑って楽しめるひとときを運んできてくれる、というのが人気の秘密のよう。
みなさんもパーティーを開く際など、一度頼んでみてはいかが?
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