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●居心地バツグンのカフェ登場。さて、その仕掛け人とは?!●



このところ、雨後の筍のようにあちこちにオープンしているカフェ。'01年12月、苦楽園・越木岩神社近くにも、またひとつ、居心地のいいカフェがオープンした。 このカフェ、かなりくつろげる。こんな素敵なカフェを作ったのは一体どんなヒト?−−そんな疑問から生まれたのがこのインタビュー。
その前にまずcafe akuaをチェック→





−−オーナーの村上さんは、飲食業界ではまったくのシロウトだったそう。広告業界、心理カウンセラー、動物の飼育相談、と色々な職についた。しかしどの世界も、村上さんにとって、情熱を注ぐことのできる場所ではなかったそう。

30歳の声が聞こえた頃、「ワタシはこのままでいいのかしら?」と、ふと疑問が心をよぎる。「これまで生きてきた中で、獲得してきたこと、成長してきたことを還元できる場はあるはず」。

そこで、思いついたのが折りしも大人気のカフェ。そこで何が起こっても、すべてを受け入れてくれそうな空間としての“カフェ”に惹かれた。それがオープンする1年前のこと。

「カフェを作ろう!」と思い立ってから。

自分の中から何が出てくるのかはわからなかったんですけど、自分にとっても、いろんな意味で受け皿になってくれ、たくさんの人に対して何かできる場所が“カフェ”なんじゃないか、と思ったんです。

たとえば、自分がリフレッシュする時って、いつも旅行に行っていたんです。でも、旅行に行くのって大変でしょう? 日常と違う環境において、それによってインスピレーションを得たり、なにか発見が出来たり…。そういう「何でもあり」で「何かができそう」な空間を作れればいいな、と。

でも…、「カフェだ!!」と思いついたはいいものの、何をしていいかわからなくて(笑)。それでもまず考えたのは、「カフェって何だろう?」ということだったんです。 とにかく「カフェ本」を山ほど買い込んできました。で、それをとにかく読み漁って、イメージを自分の中で作り上げていったんです。


でも、イメージだけでは実現には至らないでしょ? だから次に“事業計画書”を書こう、と思いついて。借金をするのにも必要だったからなんですが、そうすれば具体的に何をしていかなくちゃいけないのか、わかってくるはずだと思って。でも、もちろんそんなの書いたこともないので、「事業計画書の書き方」という本を買ってきたんです(笑)。

そして、それと平行して、カフェ本の中で共感できるなと思ったオーナーの方のお店や、その人が薦めている関西や東京のカフェに実際に足を運びました。特に、パリのカフェを勧める人が多かったので、行ったことのないパリに、「よし!行ってみよう」と。

●パリで出会った理想のカフェ

パリのカフェはすごく素敵でした!! 「コレ、コレ! コレなのよ!!」と声を上げたくなるようなカフェがたくさん。どこのカフェも個性があって、お客さんの年齢層はバラバラで、みんながめいめいに好き勝手なことをしている…。そんな雰囲気のカフェ、確かに日本にはまだまだ少ない。コレを作りたい!!と思いましたね。


カフェめぐりの中で、居心地のいいカフェに共通するインテリアはなんだろう、と考えました。そこで見つかった共通点が、「黄色い光、鏡、柱」。居心地のいいカフェには、必ずこの3つがあるんですよ。これは絶対にウチの店に必要だ!!と心に決めましたね。

パリのまんまは無理だけど、居心地のいい、いろんな個性を成り立たせる空間を作るには、とにかくシンプルにすることがイチバンだと思いました。自分自身もどう変わっていくかわからないから、シンプルにしておけばどんな風にも変えられますし。