|
−−オーナーの村上さんは、飲食業界ではまったくのシロウトだったそう。広告業界、心理カウンセラー、動物の飼育相談、と色々な職についた。しかしどの世界も、村上さんにとって、情熱を注ぐことのできる場所ではなかったそう。
30歳の声が聞こえた頃、「ワタシはこのままでいいのかしら?」と、ふと疑問が心をよぎる。「これまで生きてきた中で、獲得してきたこと、成長してきたことを還元できる場はあるはず」。
そこで、思いついたのが折りしも大人気のカフェ。そこで何が起こっても、すべてを受け入れてくれそうな空間としての“カフェ”に惹かれた。それがオープンする1年前のこと。
●「カフェを作ろう!」と思い立ってから。
自分の中から何が出てくるのかはわからなかったんですけど、自分にとっても、いろんな意味で受け皿になってくれ、たくさんの人に対して何かできる場所が“カフェ”なんじゃないか、と思ったんです。
たとえば、自分がリフレッシュする時って、いつも旅行に行っていたんです。でも、旅行に行くのって大変でしょう? 日常と違う環境において、それによってインスピレーションを得たり、なにか発見が出来たり…。そういう「何でもあり」で「何かができそう」な空間を作れればいいな、と。
でも…、「カフェだ!!」と思いついたはいいものの、何をしていいかわからなくて(笑)。それでもまず考えたのは、「カフェって何だろう?」ということだったんです。
とにかく「カフェ本」を山ほど買い込んできました。で、それをとにかく読み漁って、イメージを自分の中で作り上げていったんです。
|