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〜水都・大阪に「フローティングハウス」構想〜

 古くは木材の街として栄えた住之江区平林。多くの木材を保管するために造られた貯木場は、日本でも珍しい「私有水面」である。その広さは58ha。今は使われていないその水面を有効利用しようと、水に浮く家「フローティングハウス」を使った新しい街づくりの構想が持ち上がっている。

 貯木場の主要地主であるシーアールイー(千島土地、大阪市住之江区)、岩田土地(大阪市大正区)など3社が企画し、ユーデーコンサルタンツ(大阪市中央区)が設計を担当。2003年3月に第1号(写真)が完成した。

 陸地とは桟橋を介してつながれており、電気・水道のライフラインも完備。プランは吹抜けを大きくとったSOHOスタイルとなっており、仕事場としても住まいとしてもなかなか快適そうである。

 構想ではフローティングハウスが連なる水上都市のプランや、大型商業施設のプランなどもあり、広い敷地を有効に生かすべく、様々なアイデアが検討されている。
 フローティングハウスの本場であるシアトル(アメリカ)やオランダ・ベルギーなどを手本とした水上都市を目指し、まずはコーポラティブ方式でのフローティングハウスの賃貸を検討している。

 「水都・大阪」の再生へ向けての新しい試みとして、行政もこの構想に注目しており、これからの発展が期待される。


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水上に浮かぶ「フローティングハウス」第1号の外観

住宅街の構想

商業施設の構想