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23/ イベントのあと
こんにちは、palashio makiです。
もう春はすぐと思っていたので、今週の寒の戻りは想像以上に堪えています。しかし冬はいつだったの?というほど暖かい今冬は、寒さの苦手なmakiもさすがに、異常気象の心配をも思い、この寒さに一安心!?
そして、この冬はとても暖かかったので、いつも冬の寒さに体調を崩す私も風邪を一度引いたきり!?一度ひけば十分!?ですね(^^;

と申しましてもpalashioのイベントに重なってしまい、さあ大変!!鼻はジュビジュビ、咳はゴホゴホ、しまいにゃ、頭クラクラ〜。何とかしなくてはと前日に病院で点滴を打ったのですが、即効で効くと思われたのに効果が現れたのは時すでに遅し、三日ほど後でありました。
結局、イベント当日は、お客様とお話しようにも咳が止まらなく、makiとしては悔いの残るものとなってしまいました。 当日お越しいただいた方が読まれいらしたら、本当にお詫びいたします。風邪がうつっていないことを祈るばかりですm(_ _)m。

そんなイベントでも地元の野菜が中心となりましたが、makiが近年気になってしようがないのが、地元、郷土という事です。
生まれも育ちも芦屋っこ。何の縁かこの地域サイトpalashioを管理して…どっぷり。と思われがちですが、昔は大嫌いな街でした。 なのでいつも外に出ること、旅に出ることばかり考え、実際旅行ばかりしていました。

そんな旅先で感じたのは、食する食べ物のなんとまあ、美味しいこと!次第に、逃避の旅は特産品を食べに行く旅にと変わっていました!

なぜ、食べに出ると食が進むのだろう?なぜ、食べ物がこんなに美味しいのだろう?とても不思議でした。
北海道に行けば、ジャガイモはホクホク。とうきびは甘く歯ごたえがたまらない。イタリアで食べるパスタは、なぜあんなに適当に作っているように見えるのにおいしいのだろう? もちろん、名産品だから。といってしまえば終わりですが(笑)

そんな「なぜ?なぜ?」をしきりに考えるようになりました。
それもこれも、いつも美味しいものを食べたいという貪欲なまでの欲求から(笑)

それは繰り返すうちに理解するようになりました。旅の中でだと必然的となる「旬の素材を食べること。その郷土の素材を食べること。」でした。

こんな形の大根の方が好きです♪


第一回目のコラムに出てきた前菜の最新進行形!?遇然にもイベントでの前菜として出てきました。

今はこの街が好きです。震災などを経験し、自分では気づかなかった愛着を知ることが出来ました。故郷の大切さや。そして、私が今、最高に美味しく食べられると魅力に感じるのは地元の素材にへとなってきました。どこにも行かなくてもすむ郷土の味として、もっと知りたい!もっと食べたい!



北神戸の風景
この関係はイタリアの地を思い出されました。イタリアは小さな国が集まって出来た国。イタリア人は今でも、己をナポリ人やローマ人と呼びます。それは自分の郷土に深い愛があるから。そして郷土を限りなく愛しています。イタリアに旅行された方は感じたことがあるかもしれません。数百種あるというパスタでも、地方ごとに食べるパスタは数種ほどしかありません。そして、それに自信を持ってイタリア中で一番美味しいと信じています。

国は違えど、同じ事なのではないでしょうか。ここでも同じ郷土を思い返すことが出来たように思いました。ひつこいほど繰り返されるイタリア人のマンマの味自慢もいとおしく感じられます。

今回イベントの話しをしてたシェフが話された中で印象的な言葉がありました。「もしかしたら、店の横でも売っている野菜でもおいしいのかもしれない。人にまかせもいいのかもしれない。けれど、ほんの少しの山を越えて買いに行きたいんです。なんとなく…ですが。車を走らせると、修行時代にお金もなく何もすることが出来ずに眺めたあのときのイタリアの田舎の風景を思い出すんです。」なんだそうです。
そんな道中は、たまらなく懐かしく嬉しく、そんなイロイロな気持ちが思い返されるのだそう。すこし、ノスタルジックではありますが、そこから広がる想像と発想は無限なのかもしれません。それは、きっと睡眠時間を減らしてでも行く価値のあるものとなるのでしょう。

人間は記憶が積み重なり出来ていく生き物だといいます。

味覚を感じる舌もまた、記憶の積み重ねなのではないでしょうか?
私が、イタリアで一番美味しかったものは?と聞かれると即答します。

イタリアでお世話になったマンマのパスタだと(笑)。

そして今、このpalashio界隈で!おいしいと思える記憶の積み重ねを、縁があり訪れたお店で積み重ねていきたいと思います。
みなさんも 美味しいもの、そうでないもの、たくさんの味覚を感じてください。しっかりと味わってみてください。その記憶があなたの舌のボルテージをますます冴えわたらせるはずなのですから。


2007年03月09日 (maki)