国は違えど、同じ事なのではないでしょうか。ここでも同じ郷土を思い返すことが出来たように思いました。ひつこいほど繰り返されるイタリア人のマンマの味自慢もいとおしく感じられます。
今回イベントの話しをしてたシェフが話された中で印象的な言葉がありました。「もしかしたら、店の横でも売っている野菜でもおいしいのかもしれない。人にまかせもいいのかもしれない。けれど、ほんの少しの山を越えて買いに行きたいんです。なんとなく…ですが。車を走らせると、修行時代にお金もなく何もすることが出来ずに眺めたあのときのイタリアの田舎の風景を思い出すんです。」なんだそうです。
そんな道中は、たまらなく懐かしく嬉しく、そんなイロイロな気持ちが思い返されるのだそう。すこし、ノスタルジックではありますが、そこから広がる想像と発想は無限なのかもしれません。それは、きっと睡眠時間を減らしてでも行く価値のあるものとなるのでしょう。
人間は記憶が積み重なり出来ていく生き物だといいます。
味覚を感じる舌もまた、記憶の積み重ねなのではないでしょうか?
私が、イタリアで一番美味しかったものは?と聞かれると即答します。
イタリアでお世話になったマンマのパスタだと(笑)。
そして今、このpalashio界隈で!おいしいと思える記憶の積み重ねを、縁があり訪れたお店で積み重ねていきたいと思います。
みなさんも 美味しいもの、そうでないもの、たくさんの味覚を感じてください。しっかりと味わってみてください。その記憶があなたの舌のボルテージをますます冴えわたらせるはずなのですから。