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21/  さくら咲き、桜色に酔う瞬間。


芦屋川開森橋北側。川のせせらぎの音が心地よいです。

長く寒い冬が終わろうという頃。
かたく強張った背筋を伸ばしてみたくなる瞬間がきます。

ああっ、暖かくなったな…

そう感じられたら、開放感がじわじわと心の奥まで届いてくるようです。

伸びをした視線の先には、今までは
冷たく感じたグレーの空が、澄んだやわらかなパステル色の青い空だったと感じられるようになってきます。


  春が、もうすぐやってくる!

     そんな心待ちにする春の訪れを、
         一番に実感できるのが、サクラではないでしょうか。

サクラのつぼみが芽を吹きはじめると、次第に近づく暖かな気候と共に、今までの枯れ枝も桜色の柔らかな色彩が色づきます。

心まで和やかな気持ちへと導いてくれそうです。

そんな春の訪れを実感するために、このサクラの開花を心待ちにしているような気がします。

その瞬間は一斉にやって来ます


高架下の向こう側には、阪急芦屋川駅。
トンネルを越えると、そこは桜景色…
だった。てな、感じかな?
       一気に日本中が、桜の色に染まります。


大きなマンションはサクラで囲まれている
事が多いです。手前はピンク色ですが、
奥のサクラは純白です。

南から北まで日本全国を駆け巡る桜色の旋風は、そうして日本人の心を躍らせます。

みんなの足を軽やかに活動的に進ませます。


ひとひらごとは淡く儚げな花びらが、何百何千と集まり、鮮やかな桜色に染め上げていくその存在感はまさに圧巻です。
  桜前線を知らせ、日本中に咲き乱れる “ソメイヨシノ” は、
    たった一本の木から始まったのだと、ご存知でしょうか?
人間の手により品種改良された“ソメイヨシノ”は自然には繁殖できません。人間の力を借りなければ仲間を増やすという行為さえ出来ません。
これだけの数の“ソメイヨシノ”は、誰かしらの人間の手助けにより生きて抜いてきました。


人間と同じなのですね。
人も一人では生きていけません。
誰かと助けあって生きています。

人間に作り出されたサクラは、
見事に人間と共存していると
いってもいいでしょう。


すっかり、全国区で有名になった「イカリスーパー」。芦屋店の裏側は阪急電車が通り、桜が連なっています。
 
左は芦屋霊園。霊園中の桜も見事です。右は六麓荘の入り口にあるシダレ桜。いつも、見惚れてしまいます。

ここ阪神間でも、そんなサクラが咲き乱れます。


芦屋川、夙川でも、一年で一番もっとも大勢の人が押し寄せてくるのも、サクラの時期でしょう。

花を見るために、ずっと上を見上げながら歩く人達。

真っ赤な顔したスーツ姿のサラリーマンが、花より団子…と、サクラの木の下で宴会にいそしむ姿など…。
それぞれの楽しみ方があることでしょう。

何をするという訳でもないけれど、すぐ身近なサクラを眺める事を、毎年の楽しみにしておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

家から見えるサクラ、通勤途中の電車の中からの桜並木。
  恋人や友達と一緒に歩いていた街の中…。

ここは圧巻です!朝日ヶ丘町の芦屋霊園に抜ける道。霊園までサクラのトンネルが続きます。
感動します!事故をおこさないように…

 すぐ身近な、
    サクラを眺めていますか。



家から、

  通勤途中。
   
      恋人や友達と…。

きっと、それぞれのサクラが思い出の中にあることだと思います。
それは、楽しい思い出でしょうか?
  それとも、涙の向こうに見えたサクラ色の風景なのでしょうか?

いろいろであるとは思いますが、
   振り返れば"いい思い出”であったねと感じられるといいですね。


満地谷のシンボル?「ホタルの墓」に登場するのでもすっかり有名になりましね。ちなみに、現在はホタルはいません…けれど、景色はサイコウです。池の周りを歩くと結構な運動になります。

咲きはじめの頃は桃色にも近い淡紅色をしているサクラのつぼみは、不思議と満開になるにつれ、花びらは白色に近づいていきます。

まるで、この一花ごとに咲く間に、人々に桜色の幸せを分け与えてくれているかのように…。

そして、散り桜は、白い色に変化して、一枚一枚の花びらが、ひらひらと舞い降りていきます。まるでフラワーシャワーとして祝福してくれるかのように、幸せ気分を高めてくれます。

たくさんの希望や夢を、浴びせ掛けてくれるようです。

風にのって散り行く花びらは、これからの道を示すかのようも見えることでしょう。幸せな気分も、嫌な思いでも長い人生の中では、ほんの一部の出来事。いろんなことがあるけれど、そんな道を進んでいけばきっと桜色の道が開けるはず。そんな気持ちにさせてくれる、サクラ。 




また来年もきっと、心の中に桜色の思い出を共に連れ、満開の艶姿を見せに帰ってきてくれる事でしょう。
2006年04月14日 (maki)

zS