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夙川エリア                     これまでのイベント記事を見る→

夙川「ARTE Simposio」で、前回に続きまたまたイタリアのワイナリーからオーナーが来日。’86年に設立と新しいワインワイナリーですが、躍進めざましい、新鋭ワイナリー「フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ社」。その設立者ヴィンチェンツォ・エルコリーノ氏を囲んでのディナーが開催されました。気合入る「ARTE Simposio」の荻堂シェフの料理も注目です。

     ■フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ社

近年、イタリアワインが随分と日本でも見かけられるようになってきました。その中でもクオリティーの高いワインとして知られているのがこちらのワインです。名前を知らなくても、きっとこのエチケットは見た事があるはず。この数年、多大なる躍進を果たしたのがこのワインを生産するワイナリーです。
無駄を省いた斬新なエチケットと、類稀なる品質を高めたそのワイナリーこそが「フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ社」です。そのワインの数々により今では、南イタリアを代表するワイナリーの一つとなりました。

■夢の饗宴in夙川■

そのオーナーであるヴィンチェンツォ・エルコリーノ氏は大の親日家で何度も来日されているそう。今回の来日も、たくさんの場所を大移動のようで、日本中を駆け巡ってきた様子です。
その、忙しいスケジュールの中から、この夙川という場所にも立ち寄っていただきました。荻堂シェフも是非にコラボレーションしたいと望んでいたワイナリーです。
荻堂シェフの勢いある意気込みを感じさせるメニューには、期待が膨らみました。

そして、そのオーナーヴィンチェンツォ・エルコリーノ氏の到着です!
そして間もなく、お客様も来店され始めました。お客様は、なかなかのツワモノぞろいのようです。ワイン学校の先生や、ワイン通の方々。
一筋縄ではいかないお客様たちを満足させられるのは、このワイン…だということなのでしょう。と、思わせてくれるお客様たちにも、益々、荻堂シェフ!!気合が入ります。

そして、期待あふれる饗宴の始まりです。


日本中を割け巡った後のヴィンチェンツォ・エルコリーノ氏はさすがに少しお疲れの様子(^-^;


■Anti Pasto■

 
荏胡麻(えごま)を添えた淡路産のヒイカのソテー


“フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ 2004”にあわせられた一皿目は、トウガラシパウダ−にてアクセントを効かせた一品です。味も見た目もピリリッとした感じ。ふくよかな甘味のある果実味が特徴のしっかりとしたワインには、このピリリッ感が程よいバランスを生んでくれるのでしょうか。
           Primo Piatto■

  
          淡路産ワタリ似ガニと足赤海老のラヴィオリ
                  自家製野生種のルーコラのソースで
二本目は、“グレーコ・ディ・トゥーフォ 2004”。甘いフルーティな香りが特徴であり、バランスよい酸味はやはりモダンという言葉がぴたりとはまる一本です。

そのワインに合わせてきたのは、色彩とりどり見た目も鮮やかなルーコラのソースが絶妙〜しかも、二つの甲殻類とは、なんと贅沢な!!
シッカリとした、出汁がラヴィオリの中に凝縮しているのが感じられるのです。
見ているだけでは、ガマンできなくなりますよね(笑)実は、ヴィンチェンツォ・エルコリーノ氏は日本中を駆け巡り抜けた後で、かなりお疲れの様子だったのです。そのために食欲がなく…
せっかくのイベントだが、自分だけは別メニューにして欲しいとの要望があったのです。あっさりとした物、お肉は除いたメニュ−を注文されていました。

しかし…

少しずつでも、荻堂シェフの料理を口にしていると…次第に食が戻ってきた様子。
そして、荻堂シェフ自身にもとても興味をもったれたようで、この頃からご自分の席をたたれては、厨房を覗きに来たり、荻堂シェフに頻繁に話し掛けられるようになりました。
シュフもはじめは少し心配顔でしたが、ホッとひと安心の様子です。

                      ■Pesce■
そして三番目、“セルヴェ・ディ・ルオーティ・タウラ−ジ 2002”。

赤のタウラ−ジです。熟成した果実味はダークチェリーやプルーンを連想させます。そんな濃厚な香りとスパイスさが特徴的。そんな濃厚さと、かつ上品さをかね揃えたワインに魚料理が提供されました。

スパイシーに仕上げた赤ワインソースのうなぎに、カシスマスタード…
まさしく、タウラージを料理で表現したような取り合わせとなりました!!
 
   浜松産うなぎのスパイシーな赤ワイン煮
         カシスマスタード
この頃には、エルコリーノ氏も栄養ももらったのでしょうか。下も饒舌になり、食欲も旺盛!
食べないよ…と仰っていた目の前のお皿は綺麗になくなっていました。
そして次の肉の注文には、たくさん食べるよ!と大盛りの注文に変わっていました(笑)
なんとまあ、嬉しい事ではありませんか!
                                    ■Carne■
最後の四番目は、“ヴィーニェ・ディ・メッツォ・エフェスト・アリアニコ・デルヴェトゥレ 2002”。
先ほどのワインよりサラリと感じるように思うのは、バランスがよいからでしょうか。もちろん、タンニンはシッカリと力強いです。
そんなワインには、いたってシンプルにローストされた仔豚です。


               
    
                    仔豚のシンプルな構想包み焼き
■全員の満面の笑顔■
実によく考えられた料理構成は、荻堂シェフが当日まであらゆることを考えて最後にこうなった!ということを示しているかのようでした。

結果、エルコリーノ氏は、他の方々よりもたくさん食べたくさんお話になられたのではないのでしょうか。美味しいお料理の威力は、絶大なモノであると言う事を実感させられました。
もちろん、お客様たちも満面の笑みを浮かべています。
ワインに詳しいツワモノの方々も、「大変満足でした。」との感想を頂きました。
■ワインと料理の響きあい■ 

お店の料理が好きで参加した方々。ワインが好きで初めてお店を訪れた人々。どの方々も、ワインに、料理に魅了されたようでした。ワインと料理が見事に響きあいながら大きな幅を広げられたのではないでしょうか。 またひとつ、食べる楽しみ、飲む楽しみ、それぞれの楽しみ方を皆さんが発見できた日になったようでした。      
   
                  (2006/12 maki)
  ARTE Simposio

西宮市寿町5-16

0798-22-1886   

 
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