⇒エリアで探す

 ●芦屋
 ●夙川
 ●苦楽園
 ●その他

⇒ジャンルで探す

 ●レストラン
 ●カフェ
 ●
バー
 ●ショップ


⇒エリアで探す

 ●芦屋
 ●夙川
 ●苦楽園
 ●その他

⇒ジャンルで探す

 ●ファッション・雑貨
 ●美容院、エステティック・ネイルサロン


⇒エリアで探す
 ●芦屋
 ●夙川
 ●苦楽園
 ●その他

⇒ジャンルで探す
 ●クルマ
 ●イベント情報


西宮エリア                  これまでのイベント記事を見る→

10月17日に兵庫栄養専門学校にて、パティシエ・菓劇コンポーズが開催され、西宮市の若手ケーキ職人が日頃の成果を競いました。若手の職人さんたちが作るケーキってまだまだ粗削りなのかしら、と思いきや…。

洋菓子は立派な観光資源!?

西宮市といえば銘酒の街。しかし、それに劣らず負けじと伸びてきているのが洋菓子業界。
これから甘辛両党で産業を育て、ブランド作りをしていこうとしている西宮市が若手の菓子職人を育てていこう!というのがこの企画。西宮市が西宮市商工会議所と共同で取り組む「都市型観光」振興の一環だそうですが、これからどんどん西宮のケーキが話題を呼ぶことになるのでしょうか?!

チョコレートはお好き?

実は今年で2度目のコンポーズ。昨年のテーマが「栗」であるのに対し、今年のテーマは
「チョコレート」。洋菓子の王道素材であるけれども、扱いにくい上、単独で存在感も大きく、なかなか個性を出しにくいところ。一体、どんなケーキが現れるのでしょうか。 
 
 
19人の志士たち

西宮市内の洋菓子関係の事業所で働く経験年数5年未満の職人さんに出場資格があります。今回の参加者は1人欠席で実質19名。それぞれがお店のプライドを背負い、渾身の作品を持ち寄りました。全てのケーキが運び込まれると、部屋からは甘い香りが漂います。

あ〜うらやましい審査の時間

開会式が終わるとすぐに、プロ・アマ交えた5人の審査員の先生方による審査の開始。実際に審査される様子を見させていただきました。審査の項目はオリジナル性・味・見た目・
市場性の4つ。それぞれの項目は、1〜5点で採点がつけられます。この市場性というのが実はミソ。西宮市の産業のブランドとなるのですから、やはり売りものにならないといけないのです。材料費は価格の1/3程度までに抑えるのが一般的だそう。審査開始5分後、1人の先生がお皿とスプーンを手にしました。いよいよ味のチェックです。どんな味がしているのかな、興味津々…。おっと、兵庫栄養専門学校の村岡先生は側面からも念入りに、まだまだ見た目のチェックが続きそうです。さすがはプロ!
 

最優秀は市長賞か☆フムフム山田市長ね…。

めでたく市長賞を受賞されたのは、原田絵美さん((株)第一阪急ホテルズレストラン事業部製菓)。受賞発表のときの、信じられない!という表情が印象的です。
ホテルで働き出してまだ半年。ケーキには、マスカルポーネやヨーグルトも使用。色々な味を最後にライムでまとめているところがスゴイ。「初心忘れず。初めての気持ちをチョコの甘さとライムの酸味で表したケーキ」とのコメントからてっきり初恋がテーマかと思っていたけれど、新婚だったのね。


作品名は「美幸」。

続いて会頭賞を受賞されたのは、同ホテルの高島知佐さん。
秋という季節を考慮してデコレーションを考えられたそうですが、もう本当にきれいなケーキ。ところがこのデコレーションを思いついたのは何と前日!普通の大学を出て、ホテルの製菓部に就職。数々の苦労を超え、昨年に引き続いて出品した今年のケーキで見事に賞を受賞されました。
友達とお茶をするときに紅茶と一緒に味わうことを想像して作られたというケーキ。紅茶風味のミルクチョコムースとチョコレートジュレと間に挟んで甘みの中に苦味をプラス。キャラメリゼしたリンゴも入っています。


作品名は「茶庵」。
上に乗っている笹の葉が前日のアイディア。






待って!他のケーキは?

他にもおいしそうなケーキがいっぱいだったので一部を紹介。(画像上から)
・森本宏樹さん(ボルドー)の「アンサンブル」。熊の顔みたいではないですか?
・川内真理子さん(ケーキ工房パウダー)の「ゴマチョコティラミス」。珍しい組み合わせ。どんな味がするのか思わず一口試してみたくなるようなケーキ。
・そして優秀賞(3位)に輝いた栗本弥穂さん(兵庫栄養専門学校)の「Petit chocolat」。同じく出品者のツマガリの内間しのぶさんが最も気になったケーキとしてあげてくださったのがこちら。ブルーベリーと組み合わせてあるのです。
他にもプルプルのムースケーキや上にミツバチの飾りの乗ったケーキなど一口にチョコレートケーキとは言っても、とても一括りにはできない多様さ。見ているだけでも楽しめてしまいました。

主張が強く、他の素材とは合わせにくいというチョコレートがテーマでしたが、それでも目新しい組み合わせがいくつか登場。そして、見事に市長賞に輝いた作品がそのうちのひとつ、ライムとの組み合わせだったのです!
こうして若い職人さんたちが洋菓子界に新風を巻き起こしていくのだと実感させられるようなコンポーズでした。

審査員の先生方からは、コメントに各出品者が記した思いと、食べてみて受ける印象が異なるものも少なくなかった、などという少々厳しい意見も飛び出しました。審査委員長の西先生(株式会社ユーハイム・コンフェクト代表取締役会長)によると、ケーキには見た目・味を通してのストーリー性が大切なのだとか。けれども一方で、幾人もの出品者の方が、今後の抱負として、食べる人のことを考え、思いの伝わるようなケーキを作りたい!とおっしゃってくださいました。今回の若手職人さんたちそれぞれの思いのこもったケーキのストーリーを私たちが、見て楽しみ、食べて感じることのできる日も近い将来のような気がしましたよ。

来年も開催されるのかな。あればテーマは何でしょう?!この企画、一般公開されていないところが残念なのですが、19作品のうち、入賞した5作品は今月27日にノボテル甲子園で催される「西宮洋菓子園遊会」に展示されます。行く予定にされている方は是非楽しみにしておいてくださいね。 ( tomo )


洋菓子園遊会
2003年10月27日(月) 14:00〜 @ノボテル甲子園
参加費用 3,000円
※申し込みは終了しました。 レポート記事をアップする予定ですので、どうぞお楽しみに!!


                                   これまでのイベント記事を見る→